□□ 03年7月19日(土)
朝8時前の新幹線で東京から名古屋へ移動する。それから岩倉の単身赴任基地を11時過ぎに出発。美濃に向かう。
美濃付近は小雨。これから先、雨は大丈夫だろうか。心配しながら今日のキャンプ予定地へ。長良川河原の砂地である。車を降りる。
すでに前日入りしていた事務局長、三木隊員。それと今回がカヌーはおろかキャンプも初めてという最高齢新人U氏がお出迎え。さっそく到着の儀式をしていただく。
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おそらく最高齢の新人U氏
到着の儀式で乾杯
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U氏はすでに定年退職され、しばらく外国生活をされていた由。事務局長の先輩にあたるということであるらしいが、飲み屋で今回の企画話に興味を持ったといういきさつからして、粗沈協会員としての素質は備わっているとみて間違いがない。今後の活躍が期待できそうである。
さて、ぼくも砂地に小さなテントを建てる。
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久しぶりのテント
瀬音が静かに聞こえるテン場
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目の前は大きな瀞場である。午後からここでカヌーの練習をする。ぼくは上流に遡って小さな瀬を下る練習を繰り返す。今回は新調したヘルメットを着装しているので怖いモノ無し。気合が入っているのである。
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瀬を前にしてたたずむワタシ
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流れを利用して方向転回する練習。上流から流れてきて、パドルを流れに突っ込み、体重をかける。そうすると突っ込んだパドル側に舳先が旋回する。すぐさま逆サイドの水面を大きく掻く。そうして短時間で船を180度旋回させる。
さらに上流から大きな瀬に突っ込む練習。階段状の隠れ岩の上をドスンと抜ける。ザンブと波を受ける。流れの芯に乗って瀬を抜ける。気持ちいい。
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艇は波の下にあり、
ぼくは姿勢をなんとか制御しております
この写真の右手に大きな隠れ岩があり
さて、どうなるか内心焦っております
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隠れ岩を乗り越して波に突っ込んだところ
船尾がドンと落ち込ちこみ、反動で船首が
高く浮き上がっています 手前のギャラリーは三木隊員
(ビデオよりキャプチャー)
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パドルを回して流れに負けないよう
懸命に漕いで波に乗っています
このときの気分はハイであります
(ビデオよりキャプチャー)
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何度か練習していたら腹が減った。雨も降ってきた。以上、本日の練習終わり。
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練習を終えてガッツ
(三木隊員撮影)
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それからみんなで買い出し。
買い物は地元の雑貨屋。都会のスーパーに馴れたぼくらには、小さな地元の雑貨屋の品揃えは物足りない。でも、地元ならではのサービスもある。今日は取れたての野菜をもらった。「このまんま外に置いとっても猿が持っていっちゃうでねえ」とのこと。猿よりぼくらの方がまだマシと思ってくれたようだ。
サイトに戻る。雨が強くなり出す。タープの下で「とんちゃん焼き」。ごった鍋。ビール。焼酎。粗沈協会いつもの定番メニュー。10時過ぎに寝る。雨、時々強く降る。
(その2に続く)