・・>長良川を下る
gotoTentgotoHome
タイトル: 長良川を下る 年月日: 2003年7月19日 場所: 岐阜県美濃市
あらすじ: 今年4回目の川下りチャレンジである。
ここまで一勝二敗。まだ一回しか下れていない。あと二回はいずれも雨で撤退した。
七月の三連休。まだ雨模様。しかし連休の中日。晴れた。美濃市から関市までのおよそ10キロくらい。
念願の長良川をくだった。
長良の水は冷たかった。大きな瀬も4カ所あった。
ヘルメットを着装して練習もした。
波に対する恐怖心が少し無くなってきた。
滑り台のように傾斜し、大きくうねる流れに艇を乗せていくのが快感になった。
今回の粗沈協会の川下り、キャンプもカヌーも始めてという新人が参加。
ぼくらの平均年齢をぐっと10歳は引き上げて、しかしいたって元気な御仁であった。

期間:03年7月19日〜21日(2泊3日)

キャンプ場の料金
 無料(河川敷)

 

□□ 03年7月19日(土)

 朝8時前の新幹線で東京から名古屋へ移動する。それから岩倉の単身赴任基地を11時過ぎに出発。美濃に向かう。

 美濃付近は小雨。これから先、雨は大丈夫だろうか。心配しながら今日のキャンプ予定地へ。長良川河原の砂地である。車を降りる。

 すでに前日入りしていた事務局長、三木隊員。それと今回がカヌーはおろかキャンプも初めてという最高齢新人U氏がお出迎え。さっそく到着の儀式をしていただく。

おそらく最高齢の新人U氏
到着の儀式で乾杯


 U氏はすでに定年退職され、しばらく外国生活をされていた由。事務局長の先輩にあたるということであるらしいが、飲み屋で今回の企画話に興味を持ったといういきさつからして、粗沈協会員としての素質は備わっているとみて間違いがない。今後の活躍が期待できそうである。

 さて、ぼくも砂地に小さなテントを建てる。

久しぶりのテント
瀬音が静かに聞こえるテン場


 目の前は大きな瀞場である。午後からここでカヌーの練習をする。ぼくは上流に遡って小さな瀬を下る練習を繰り返す。今回は新調したヘルメットを着装しているので怖いモノ無し。気合が入っているのである。

瀬を前にしてたたずむワタシ


 流れを利用して方向転回する練習。上流から流れてきて、パドルを流れに突っ込み、体重をかける。そうすると突っ込んだパドル側に舳先が旋回する。すぐさま逆サイドの水面を大きく掻く。そうして短時間で船を180度旋回させる。

 さらに上流から大きな瀬に突っ込む練習。階段状の隠れ岩の上をドスンと抜ける。ザンブと波を受ける。流れの芯に乗って瀬を抜ける。気持ちいい

艇は波の下にあり、
ぼくは姿勢をなんとか制御しております
この写真の右手に大きな隠れ岩があり
さて、どうなるか内心焦っております

隠れ岩を乗り越して波に突っ込んだところ
船尾がドンと落ち込ちこみ、反動で船首が
高く浮き上がっています
手前のギャラリーは三木隊員
(ビデオよりキャプチャー)

パドルを回して流れに負けないよう
懸命に漕いで波に乗っています
このときの気分はハイであります
(ビデオよりキャプチャー)


 何度か練習していたら腹が減った。雨も降ってきた。以上、本日の練習終わり。

練習を終えてガッツ
(三木隊員撮影)

 それからみんなで買い出し。

 買い物は地元の雑貨屋。都会のスーパーに馴れたぼくらには、小さな地元の雑貨屋の品揃えは物足りない。でも、地元ならではのサービスもある。今日は取れたての野菜をもらった。「このまんま外に置いとってもが持っていっちゃうでねえ」とのこと。よりぼくらの方がまだマシと思ってくれたようだ。

 サイトに戻る。雨が強くなり出す。タープの下で「とんちゃん焼き」。ごった鍋。ビール。焼酎。粗沈協会いつもの定番メニュー。10時過ぎに寝る。雨、時々強く降る。

(その2に続く)

 

<・・長良川を下る ・・>長良川を下る(2)