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タイトル: 浩庵 バケツ君登場 年月日: 2004年10月23日 場所: 山梨県本栖湖 浩庵キャンプ場
あらすじ: また浩庵。
紅葉はまだ。気のおけない仲間と焚き火。充実の放電。
あたらしいキャンプグッズ『バケツ君』登場。
さて、バケツ君とは。

キャンプ場の料金
 大人一人500円+テントひと張り1000円+車一台1000円=2500円

 

□□ 04年10月23日(土)

 本栖湖。洪庵キャンプ場に行った。

 ニフティのキャンピングフォーラムが終了することを惜しみ、愛知県のライダー氏が声かけて、集まった。

 今日のメンバー。6名。

メンバー勢揃い

 洪庵キャンプ場は何度も来ているが、今日のように客がたくさんいる日は珍しい。ぼくらの他に何組ものキャンパー達がテントを張っていた。ぼくが到着したとき、他のメンバーはすでに焚き火を囲んでいた。

 ぼくは、昨夜買い物をした。さて、久しぶりのキャンプだが、なにを持っていったらよろしいか。食べ物のことだ。で、わが妻かおりさんと狛江駅前の小田急OX(マルペケではなくオーエックスと読む)というスーパーマーケットに入った。

 キャンプに行くと楽しみは食べること、飲むこと。そういう時代は、なにを持っていくべきか。考えずとも手が勝手に動く。鍋にしようとか焼肉にしようとか決めれば材料はすぐ揃う。

 しかし、取り立てて何か作ろうと思うわけでも無し、死ぬまで飲みたいわけで無し。焚き火など見て、まあ、静かにボソボソと大人の会話でもできればいい。そうなると、もういけない。食べ物、飲み物。どうでも良くなる。

 結局、わが妻かおりさんが、適当に篭の中になにか放り込んでくれた。(結局食べきれないほどたくさんあった)

 そのついでに、なにか面白いものでもないかと雑貨コーナーにいったら、バケツのようなバーベキューコンロ(以後、バケツ君と呼ぶ)というのが売れ残っており、赤札がついていた。で、買った。クーポンもあったので200円くらいで買えた。

 明日のキャンプはこれに焚き火の熾き炭など入れて、焼き物でもしよう。


バケツ君にヤカンをかけるの図
バケツ君の本体はブリキのバケツ
中底の網があり、炭はチロチロと良く燃える
大きめの上口と四角い網は使い勝手良し


 そんなわけで、ぼくはテントを張り、テーブルを出して、早速、バケツ君に火のついた薪を放り込んだ。

 バケツ君の構造は簡単である。およそ10リットルくらいのバケツの本体に足がついており、中底に網があって空気を取り入れ、上蓋のような金網があるだけ。

 使ってみて、このバケツ君なかなかやることが判った。七輪と同じ機能であるが軽い。七輪より上口が広いので、焼き鳥がたくさん焼ける。薪をたくさん入れれば、ヌクヌクの暖がとれる。炭を少な目にしてナンを焼けば、ほどよくしっとり焼ける。ポットを置いておけば、シュンシュンとお湯が沸く。200円のバケツ君。奮闘している。

バケツ君で焼き鳥を焼くの図

バケツ君でナンを焼くの図

バケツ君の胴体の色がシャチ
のように白黒になっておりま
すが、これは熱によって黒い
塗装が白くなってしまったも
のであります

 その夜は、結局12時こまで焚き火の周りで過ごした。途中、新潟地震のニュースが飛び込んできた。本栖湖のあたりはほとんど揺れを感じなかった。えっちゃんがメールで新潟の友達の安否を気遣う。

 夜中は急に冷え込み、シュラフの中に潜り込まないと寒かった。羽毛シュラフが心地よかった。

はじける火

 24日朝。7時半までシュラフの中。曇り。ぼくのコーナーではバケツ君が再登場。ナンを焼いて、トマトソースとウィンナーソーセージ、チーズでピザ風にした。コーヒーを入れて飲む。美味いなあ。充実の放電。

 久しぶりのキャンプ。気のおけない良い仲間。バケツ君の登場。良かった。

みなさんお疲れさま またね

 

<・・浩庵 バケツ君登場 ・・>(番外編)夏油温泉にて