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タイトル: スープを作る3(サバ煮干し) 年月日: 2002年2月17日 場所: わが家の台所
内容: 築地仲卸伏高さんのところから『サバ煮干し』を購入しました
この煮干し、先日サンマ煮干しでラーメンスープを作ってみましたが、そのときに同時に購入したものです
今日はこのサバ煮干しをダシにしてラーメンスープを作ってみたいと思います
サバの煮干しでダシをとると、ほんのり甘い感じのダシになるということがわかりました
自己評価は
7.5点 前回より美味しいスープとなりました
 
 

■材料

1:タレ 前回と一緒です
2:肉系スープの材料 鶏ガラ 3匹分
手羽元 無し 今回は使いません
豚バラブロック) 無し チャーシュー用に別で煮込みました
ニンニク 1つ
しょうが 2スライス
人参 無し 今回は使いません
長ネギ 4本
キャベツの芯 1本 冷蔵庫にありました
ホタテ貝柱 5個
3:魚系スープの材料 サバ煮干し 150g
宗田鰹 40g
4:麺 細縮れ麺 永楽製麺所(横浜)

 

■タレを作る ラーメンスープをつくる1を参照してください 今回は省略します

 

■肉系スープを作る 今回も鶏ガラ3羽使用
ホタテの貝柱もいれてみました
一昼夜じっくりと煮込みました
にんじんは使わず、キャベツの芯をいれました
自分の好みとしてはにんじんがあったほうがいいですね
写真は一日煮込んだスープ
表面に油の膜ができています
けっこうアッサリしたスープでした
肉系スープ

 

■麺 今日の麺は横浜永楽製麺所の細縮れ麺を使います
スープがたぶんあっさりしょうゆ味になると思われるので、細麺にしました
実際、西川製麺の中太麺でも食べてみましたが、やはり今日のスープには細麺が合うことが判りました
祖師谷の『こましょう』の麺が細麺であることからヒントをもらいました

麺

 

■魚系スープ 今日の目玉は、サバの煮干しです
なかなか身の締まった小サバです
このサバと宗田鰹を厚削りにしたものを一晩水に漬けておきました
宗田鰹の厚削りは、自分で削りました(この状況は『削り節を削る』と同じです)
サバ煮干し
サバ煮干し
宗田鰹
宗田鰹を厚削りにしておきます
鍋に入れて
これを一晩水につけておきます

 

さて、今回の魚ダシは一晩漬けておいたものをグラグラと煮だしてつくりました
前回サンマ煮干しのときのように失敗はしなかったと思います
煮だしてみて判ったのですが、やはりサバの味というか、このダシは甘いです
実に風合いのよい甘さです
匂いは宗田節の匂いですね
サバというのは、鯖節のときもそうでしたが、なかなか深い味わいがでるものですね
色もきれいな黄色をしていますが、これは宗田の色も含まれています
(その他のダシとは『ダシを作る』を参照して比較してください)

ダシ汁

味はいいですね
ぼくは気に入りました
サンマのときのようなエグミはあまり強くありません
比較表を書いておきます
ただし、今回のものはサバ煮干と宗田鰹の混合です

項目
本枯宗田節
本枯鯖節
かつお節
サンマ煮干
サバ煮干
一言でいえば
野太い
やさしい
きつい
どっしり
ほの甘い
甘味
辛味
旨味
苦味
判ぜず
判ぜず
判ぜず
判ぜず
判ぜず
渋味
香味

■具の用意 いつものようにチャーシュー、味付け玉子、シナチクを準備しました

 

■ラーメンの完成 さて、いよいよラーメンを作ります
手順は『ラーメンスープを作る1』と同じです
いつものように作ります
今日のスープはちょっと醤油味を強めにしました
ラーメンの完成
今日のラーメンの完成です

 

■感想 最終評価『7.5点
8点でもいいかな。
とても良い感じの醤油ラーメンになりました
もうすこし魚系の匂いを強くすれば『麺屋武蔵』に近づくと思われます
麺は細麺のほうが良いですね
それも狙いが当たりました
やはりアッサリ系のスープには細麺の縮れがベストだと思われます
スープに豚骨などをいれた場合にはまた少し違うのでしょう
さて、今回のスープ作りで判ったのですが、魚系スープは一晩水に漬けたほうが良い気がします
次回はアジ煮干をつかったスープに挑戦です

  

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